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歴史哲学は歴史に対する哲学的考察のことで

12月 27th, 2009

その内容は哲学と同じように多様であるといわざるをえない。

古くはアウグスティヌスの『神の国』(5世紀初め)から始まるとみなされても、歴史哲学ということばが18世紀なかばボルテールの『一般歴考』(1756)で初めて用いられたといわれるように、近代的な意味での歴史哲学はやはり18世紀後半以降のものであろう。

歴史哲学は普通大別して、(1)歴史形而上(けいじじょう)学、思弁的歴史哲学、実質的歴史哲学などとよばれるものと、(2)歴史方法論、歴史論理学、形式的歴史哲学、歴史認識論などとよばれるものに分けられる。

前者は、歴史の存在面というか、歴史のできごとや過程、その意味や価値に対して、後者は、歴史の認識面というか、歴史学のあり方とか歴史的説明の論理などをめぐって、哲学的反省を深めようとするものである。

第1種の歴史哲学は、18世紀にはボルテール、チュルゴー、コンドルセなど啓蒙(けいもう)思想の系譜において進歩史観として打ち出され、カント以後いわゆるドイツ観念論のうちに深められて、ヘーゲルという最大の思弁的歴史哲学を生み出すに至る。

この系統とは別に、18世紀初めにビコがあり、ヘルダーに至る道も忘れてはならない。

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admin 歴史・哲学・生活

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